エンベデッドファイナンスと金融サービス仲介業の利活用による新たな事業展開

金融庁　総合政策局　リスク分析総括課
金融サービス仲介業室　課長補佐
宮中　森雄　氏

・金融サービス仲介業の法制度について

金融・非金融のサービスを組み合わせて提供する動きが拡大するなど、金融システムを取り巻く環境は変化してきました。
こうした状況の中、イノベーションを促進し、より利便性の高い金融仲介サービスを実現していく観点から、銀・証・保などといった複数の業種かつ、
多数の金融機関が提供する多種多様な金融サービスをワンストップで提供できるようにするという理念の下、創設された金融サービス仲介業の法制度について
ご紹介します。

一般社団法人　日本金融サービス仲介業協会（JFIM）
理事・事務局長
小柳　雅彦　氏

・金融サービス仲介業の枠組み
・具体的なビジネスモデル、期待
・拡大に向けた課題およびJFIMの取組み

金融サービス仲介業は、金融サービスを活用した新たな事業の創出や成長に向けた可能性を秘めています。
金融サービス仲介業の枠組みや何ができるのか、具体的なビジネスモデル、期待、拡大に向けた課題・JFIMの取組みなどについてご紹介します。

BIPROGY株式会社
事業開発本部　事業推進一部　部長
荒渡　雄介　氏

・エンベデッドファイナンスへの期待と効果（新たな顧客関係性の創出）
・BIPROGYグループの取組み（エンベデッド・ファイナンスプラットフォーム）

非金融事業会社が新たな顧客関係性の創出をねらいとして金融事業へ異業種参入する動きが加速しています。
本セッションでは、その代表的な手法として注目されているエンベデッドファイナンスについて、
生活者・非金融事業会社・金融機関のそれぞれにもたらす価値と、当社提供サービスについてご紹介します。

エンベデッドファイナンスで多様化する
金融ビジネスとBPOとの新たな関係

株式会社 TMJ
金融サービス営業本部　金融サービス管理室　室長
安東　一仁

・エンベデッドファイナンスと金融サービス仲介業の関係
・金融サービス仲介業であるBPO事業者を利活用するメリット

昨今、自動車や家電等、通信サービスやSNS企業等、様々な非金融機関企業が金融サービスに参入しエンベデッドファイナンスサービスを展開され、
多種多様なサービスを提供されていますが、顧客に対してより便利に、スピーディーにサポートする事が求められています。
一方、金融機関も様々な商品・サービスを提供していますが、人材不足や教育の負荷・品質の確保が必要となるとともに、低金利による預入金以外の
新たな収益源を模索しているとご相談を受けることがあります。
これらの課題に対する、金融サービス仲介業の資格を持つBPO事業会社の活用等について説明します。